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用語集

水処理関連用語集

用語 解説
水温 20℃~30℃が生物処理に適している。一般的に13℃以下だと水質が悪くなることがある。
pH 水素イオンの濃度「H」を示す指数のこと。pH7が中性。酸性の時はpHが7より小さくなり、アルカリ性の時は7より大きくなる。
PPM Parts per millionの略。100万分の1の事。例えば100万個のキャラメルの中に1個だけコーヒーキャラメルが入っていたとすると、コーヒーキャラメルは1PPMと言うことになる。≒(mg/L)
透視度
(Tr)
Transparency
水の透明度を示す。透視度計の底に入れた標識板の2重線の十字が初めて明らかに見える時の水深。(cm)
溶存酸素
(DO)
Dissolved Oxygen。水に溶けている酸素の事。水中の生き物はこれを利用して呼吸している。接触ばっ気槽で1mg/L以上と定められている。
浮遊物質
(SS)
Suspended Solids
水中に漂っている水に溶けない物質の事。大きさでいうと0.001mm~2mmくらいの粒子径のものを言う。これより小さいとコロイド物質、大きいと夾雑物と呼び名が変わる。
生物膜 微生物の集団が主体となってできた膜を生物膜と言う。川の石がぬるぬるしている時があるが、このぬるぬるしたものが生物膜である。河の水が流れて行くうちに綺麗になるのは、この生物膜のお陰である。
生物膜法 生物膜の浄化力をタンクの中で人工的に効率良く進める方法を総称して生物膜法と言う。タンクの中では川に比べて単位容積当たりの生物膜の表面積がずっと大きくなるようにするとともに生物膜と汚水の接触が十分に行える様に工夫してある。流入変動に強い。
接触ばっ気法 生物膜法の1種。なんらかの固体(接触材やろ材などと呼ぶ)を汚水に入れ、その表面やすきまに生物膜を発生させ、これと汚水を接触させて浄化を図る方法。生物膜を発生させ、水を浄化するために空気を吹き込んでばっ気し、汚水を循環させる。
ばっ気
(エアレーション)
水と空気を十分接触させる操作。浄化槽では、主に空気の小さい泡を水中に吹き込む方法をとっている。(原理は金魚の水槽に空気を送り込むのと同じ)泡は小さい方が良い。ばっ気の良しあしが処理水質に大きく影響する。
散気管 ばっ気するときの空気の吹き出し器。本体は筒状になっている。小さな泡が出るように色々と工夫してある。
活性汚泥浮遊物
(MLSS)
ばっ気槽混合液中の浮遊物質。
Mixed Liquor Suspended Solid
活性汚泥 汚水中に長時間空気を吹き込んでいると、微生物が大量に発生してきて、凝集して沈降性のある泥状の微生物が発生する。これを活性汚泥と呼び、汚水処理に広く利用されている。
汚泥沈降率
(SV)
Sludge Volumeの略。汚泥の沈降性のおおまかな目安となる。通常、メスシリンダーに活性汚泥を入れ、30分後の汚泥の高さの割合(%)をみて測定する。
汚泥容量指標
(SVI)
SV30測定時の沈殿汚泥1gが占める容量をmLで表したもの。
Sludge Volume Index
臭気 臭いの事。浄化が良いと臭いが少なくなり、浄化が不完全だと屎尿臭がする。
Cl-イオン 水中に溶けている塩化物の塩素。大部分は食塩に由来する。生屎尿は5500mg/L。どの程度洗浄水でうすまっているかの目安とする。
大腸菌群 人の腸管内に多く常在し、ほとんどの大腸菌は病原体ではなく、消化・吸収に有益に働く。
残留塩素 塩素処理を行った時、水中に残っている残留塩素があるということは、殺菌力が残っているということを示す。殺菌力を調べるには、次亜塩素酸(HClO)の形で水に溶けている塩素(遊離塩素)が重要。アンモニアとClが結合したクロラミン等も残留塩素(結合残留塩素)であるが、殺菌力は弱い。
BOD
Biochemical oxygen Demand
生物化学的酸素要求量。有機物の濃度を示す指標の一つ。BODの値が大きいほど有機物が多く水が汚れていることになる。微生物が有機物を取り込んで消費する酸素の量を測定(20℃で5日)して求める。
COD
Chemical oxygen Demand
化学的酸素要求量。有機物の濃度を示す指標。値が大きいほど水が汚れていることになる。微生物でなく酸化剤によって酸化された有機物の量を、消費された酸素の量に置き換えて測定する。短い時間で測定できる。
窒素 化学記号はNで表す。大気中では窒素ガス(N2)として存在し、大気の主成分になっている。排水中の窒素は大きく分けて4つの形(有機体、アンモニア、亜硝酸、硝酸)で存在している。窒素は栄養分として大切なものだが、多すぎると窒素過多による被害(水稲の徒長等)が起こる。
アンモニア性窒素
(NH4
排水中のアンモニウム塩を含む窒素。アンモニア性窒素は、蛋白質、尿素等に含まれる有機性の窒素が分解されて生じる。
亜硝酸性窒素
(NO2
排水中の亜硝酸、亜硝酸イオン、亜硝酸塩を構成する窒素。
硝酸性窒素
(NO3
排水中の硝酸、硝酸イオン、硝酸塩を構成する窒素。
硝化
(硝酸化)

アンモニアが微生物によって亜硝酸を経て硝酸となっていく現象。

脱窒素 水中の亜硝酸性窒素、硝酸性窒素が微生物の作用により主として窒素ガスまで還元される反応で、有機炭素源が必要。硝化するには酸素が多い方が良いが、脱窒素には酸素が少ない方が良く、硝化が進んでいないと脱窒素は起こらない。
硝化液循環法 脱窒素方法の一つ。好気槽で十分硝化を進めた液を、嫌気槽へ戻して硝化→脱窒素のプロセスを作る。脱窒菌(N2ガスを作る菌)の栄養源として流入水のBODを利用する。
富栄養化 窒素、リン等の栄養塩類が水の出入りの少ない湖沼や海域で増加すること。家庭や工場排水、農業排水が影響しているので、特に排水のN、P規制が重要となってきている。
現象:植物プランクトン等の繁殖が著しくなり、溶存酸素の減少による魚類への影響や水道のカビ臭や処理コストの増大を招く。
リン 窒素と共に生物活動や生体合成に必須の栄養塩類のひとつである。家庭排水の平均濃度はBOD=200、N=50、P=6mg/L。有機物のBODは酸化分解、窒素は生物学的硝化脱窒で比較的に小規模な処理装置でも除去できるが、リンの除去は凝集剤による凝集法か、活性汚泥の取込みを利用する方法しか実用的な方法が無い。凝集法では薬剤注入のコントロール、汚泥増大への対処、汚泥へ取り組む方法は運転、汚泥管理法が重要で、普及のネックとなっている。生物膜法の浄化槽では除去が困難とされているが、小型合併処理浄化槽の処理水のリン濃度はほぼ3mg/L以下となっている。
小型合併処理浄化槽
機能保証制度
平成5年7月より全浄連(全国浄化槽団体連合会)とその会員である各都道府県の浄化槽協会が厚生省の補助指針に適合し、全浄協(全国合併処理浄化槽普及促進市町村協議会)に登録され、補助金を受け、全浄連に登録された浄化槽に対し、機能保証を行う制度。保証対象は浄化槽法第7条、11条に規定する検査等において、製造又は施工上の瑕疵により、保証登録浄化槽の機能に異常があると判断された場合、原因者が補修等の処置を行い、原因不明の場合、保証基金で対応される。保証期間は使用開始日から3年間、但し駆動部、散気管は1年間。

 

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